私は天使なんかじゃない







加速する世界






  この私を排除しようとしたこの世界の在り方が、そもそもの過ちなのだ。





  フェアファクス廃墟。
  夕暮れ。
  この時刻、メガトンでは侵入してきたドラウグールの群れとの激しい戦いが展開されている。
  そして、ここでも。
  場所はフェアファクス廃墟。
  メガトンの南に30キロに位置する、戦前の街。
  比較的まともな家屋やビルが建て並んでいるものの、しばらく前までは凶悪なレイダーの一団がそこを根城にしていた。旅人も近付かない危険なスポット。ただ、レイダーたちの興味は
  旅人にはなく、興味があったのはインデペンデンス砦。廃墟に隣接している、BOSから分派したOCの本拠地だ。そこにあるハイテクをお宝として狙っていた。
  しかしそれは既に昔の話だ。
  この辺りで西海岸から持ち込んだハイテク装備の強大な力を見せつけ、レイダーを寄せ付けず、独立の力を誇示していたOCはエンクレイブの前に敗退。砦に立て籠もることで全滅こそ
  免れた者の勢力は弱体化、さらにOCの実力者であるキャスディンとマクグロウは対立、マクグロウは手勢を率いて分派、ポイントルックアウトに旅立った。
  レイダーの一団もエンクレイブに蹴散らされ、主導権争いの数に自滅。フェアファクス廃墟は無人となった。結果、OCはトドメを刺されずに済んだ。
  ……。
  ……つい最近までは。
  現在はタロン社残党とスーパーミュータントの部隊<レッドアーミー>の波状攻撃を受けていた。
  フェアファクス廃墟を拠点に攻勢を強めていた。
  当初BOSから分派した時の戦力は既にない。
  OCは砦に籠り、無為に時間を過ごしていた。
  「前進」
  「前進します」
  激しい銃撃戦が砦で繰り広げられていた。
  それとは逆に廃墟は廃墟として存在している。静けさに包まれている。OCが撃って出てこない為、フェアファクス廃墟に駐留していた部隊のほぼ大半は出払っている。
  つまり。
  つまり、最低限の警備しかいない。
  そんな廃墟を音もなく進む一団がいた。
  緑色のコンバットアーマーの傭兵部隊ライリー・レンジャー。
  部隊長のライリーはタコマインダストリィから撤退した謎の金髪の科学者が率いていたタロン社&レッドアーミーの混成部隊を追っていた。
  そしてここまで追ってきた。
  時折歩哨のタロン社傭兵と出くわすものの音もなく排除していく。
  今回追撃しているのはライリー含めて5名。
  少数精鋭。
  もちろん少数過ぎるが、ライリー・レンジャーの活動拠点から遠く離れ過ぎている為、人数が揃えられなかった。ここまでの遠征の為の物資が揃えられなかった。本来の活動限界
  距離を越えてまでの追撃はBOSに対しての義理でも依頼でもなく、より純粋に自分たちの故郷に対しての危機に対する対処からだった。
  ただ、数は少なくはあるが、1人強力な助っ人がいる。
  「ライリー、そろそろ敵も気付くだろう、ここで私が足止めする。行ってくれ」
  「分かったわ、フォークス。任せる」
  「ああ」
  フォークス。
  ボルト87で幽閉されていたスーパーミュータント。
  ミスティに救われてからはアンダーワールドを拠点にして旅をして見聞を楽しんでいた。そしてアンダーワールドに物資補給に来たライリーと知り合い、意気投合。今では戦友となった。
  フォークスを備えとして残し、ライリーたちは進む。
  目指す場所は2階建ての建物。
  地図は頭の中にある。
  迷わず進む。
  廃墟に無数に立ち並ぶ建物の中からライリーがそこを目指す理由、それは密告があったからだ。
  とかくこの世は金任せ。
  時代が変わろうとも、世界が核で吹き飛ぼうとも、利で転ぶ者は必ずいる。
  タロン社の1人がライリーに話を持ち掛けてきたのが発端だった、故にここまで追撃できた。
  建物の前にはタロン社の傭兵が2人。
  物陰に隠れてライリーたちは伺う。仲間たちに手で合図、長年苦楽を共にした仲間に会話は必要ない。サイレンサー付きの銃で狙撃、バタバタと倒れる歩哨。
  ライリーはその場に2人残し、残りの部下を連れて中に突入した。
  1階部分にはタロン社の傭兵3人が酒を飲んでいた。3人はぎょっとした顔をしたもののそれが最後の表情。蹴散らし、ライリーは探索に2人を残し、1人で2階を目指す。途端、下で銃撃音が
  鳴り響いた。1階の奥の部屋にまだタロン社がいたようだ。仲間たちの錬度は熟知している、まず負けないだろう。
  2階に到達。
  ドアを蹴破り、部屋の中に入った。
  「ここまでよ投降なさいっ!」
  「投降、ねぇ」
  そこにいたのは白衣を着た、金髪のグール。グールは外観では性別が分かり辛いが声で分かる。女性だった。
  そのグールは白衣のポケットに手を突っ込み、半ば崩れた壁から外を見ている。
  「ここから飛んだら死ぬかしら?」
  「どうぞご自由に」
  「冷たいのね。それで? あなたは何? 誰? 私に何か用?」
  「まずは自己紹介。ライリーよ。よろしく」
  「そう、ライリー。で? あなたは私に何の用?」
  「FEVを何に使うつもりかなってね」
  「ああ。その為にここに来たの。ご苦労なことね」
  「FEVはどこにあるのかしら。ここにはないようだけど」
  「とっくに本拠地に送ったわ。いつの話をしているの? 遅いのよ、追撃が。追って来るなら迅速にしないとね。本拠地に置いてから、ここまで来たのよ。前線大将する為にね」
  「前線大将ってタイプには見えないけど」
  「でしょ? 私もそう思うわ。ただ、OCみたいな訓練された兵士の方が実験には適しているって、大佐がねぇ。私はどうでもいいけど。OCが持つ機材が欲しいだけ。とは言っても、奪うように命令しても
  タロン社に任せても分からないだろうし、ミュータントどもじゃ絶対に分からないし、それで私が来たのよ。インテリは私だけなんでね、仕方ないの」
  「大佐?」
  エンクレイブが浮かんだものの、エンクレイブにグールの科学者がいるようには思えない。
  だとしたら大佐とはタロン社だろうか。
  大佐はタロン社において最高の階級。数はそういない。
  「カール大佐?」
  ジェファーソン決戦で行方不明となった男の名前を口にする。
  「誰それ?」
  違うようだ。
  グールは笑う。
  「ライリー、人は自暴自棄になったらどうすると思う?」
  「どういうこと?」
  「自分の限界を知ったら、自分のこの姿を見たら、どうすると思う? 途端につまらなくなるのよ、世界が。そしてどうでもよくなる、自分が」
  「何を言って……」
  「だからこういうこともできる」

  ばっ。

  外に身を投げ出した。
  ここは2階。
  死なないにしても半端な思い切りでは同じことはできないだろう。
  下で警備していたライリー・レンジャーの2人はさすがに上から人が降ってきたので対応が誤る。そのわずかな隙に走り出す、傭兵たちが銃を向けた瞬間、銃撃が傭兵たちに降り注いだ。
  レッドアーミーが戻ってきたのだ。
  ライリーは2階から援護、不意を衝かれた傭兵たちは何とか建物の中に逃げる。赤く体を塗ったレッドーアーミーの軍団が迫ってくる。
  数で押されたら勝ち目はない。
  その時、横合いからフォークスがレッドーアーミーに攻撃、隠れる、攻撃を数度繰り返す。
  これ以上の戦いは無意味と判断したのか、グールが逃げたからかは分からなかったもののレッドアーミーは撤退した。
  「ふぅ」
  2階で銃を捨ててライリーはひっくり返った。
  これ以上の追撃は不可能。
  何も掴めなかった。
  「ミスティのようにはいかないか」





  その頃。
  要塞。
  かつては国防総省と呼ばれた場所。現在はBOSがここを拠点にしている。
  現地の志願兵を訓練し、いずれ再来するであろうエンクレイブに対抗するために兵力増強に余念がない。
  幸いなことにパワーアーマーは要塞内に大量にあるので支給には事欠かない。
  もっともエンクレイブから見たら4世代は劣る、旧型ではあるが。
  「ワシが、Dr.リーを殺したと?」
  「正確には殺人未遂だな。先ほど訂正が入った。心肺停止から脱したようだ、どうも情報が錯綜している。まあ、仕方ないが。博士にはハークネス似のアンドロイドで殺した容疑がある」
  「そしてその隙にパノンが逃げたと? 水の横流しを誤魔化す為の凶行か?」
  「逃げたのは事実だ。後は、憶測しかない」
  要塞の執務室。
  エルダー・リオンズとDr.ピンカートンがテーブルを挟んで座っている。スターパラディン・クロスがエルダー・リオンズの後ろに待立していた。
  「心臓のすぐ下を撃たれたらしい。致命傷ではなかった、少なくとも暴れなければ、だが。さすがに気が動転したのだろう、暴れたから出血が止まらなかったようだ」
  「誰だって撃たれたら仕方ないの」
  「そうだな」
  Dr.ピンカートンが呼び出された理由。
  撃ったのがアンドロイドだからだ。
  それもハークネス隊長の顔のアンドロイド。ハークネスがアンドロイドだったのは評議会は把握しているものの、リベットシティにはわざわざ説明するまでもないのであの顔が整形した
  後の顔だと知っている者はいない。
  「そいつがパノンと行動を共にしていたというのは?」
  「事実だ」
  「ふぅむ」
  評議会はあれが整形後の顔だと知らなかった。だから連邦の同型だと言われれば信じるしかなかった、瓜二つで自分はハークネスと同じタイプと言われれば特に疑う理由はなかった。
  瓜二つなのだから。
  「レールロードが襲われた」
  「とうとう襲われたか、まあ、そうじゃな、ああいう首を突っ込みたがり屋はいつかは襲われるとは思っておったよ」
  「茶化すでない」
  「失敬。それで?」
  「最近Dr.ピンカートンはアンドロイドの調整を評議会から頼まれたようだな。1つをハークネスの顔に整形して、連邦のアンドロイドと偽り、評議会を襲わせたのかを聞きたい」
  「そいつは連邦と名乗っていたのか?」
  「そうだ。博士の仕業か?」
  「……わざわざそんな面倒するわけないじゃろ。するんなら分からないようにする」
  「つまり否定するわけでな?」
  「肯定したとしたらどうするつもりじゃ?」
  そう言われてリオンズは肩を竦めた。
  顔は笑っている。
  「そんな暇があるのであればもう2つほどプロジェクトを任せるよ」
  「……そいつは鬼畜じゃな。関与を、否定しておこう」
  「そうか。まあ、疑ってはなかったよ」
  「……そんな暇はないしな、今でも既に」
  「ははは」
  「つまりこいつはワシを狙った、疑心暗鬼のようなトラップかの?」
  「そうなるのだろう。目論みは外れたが。Dr.ピンカートンが多忙なのは分かっておる。関与できるわけもない。誰の目論みかは知らんが、雑なことをするものだよ」
  「どうだろうかの」
  「……?」
  「Dr.リーが言っておったよな、意味などないのだと。今回の一連のことが全て意味などないのであれば、破綻を見せてきた一連の行動を調整するつもりもないのかもしれん」
  「暴走するに任せるということか?」
  「かもしれん」
  「うぅむ」
  エルダー・リオンズはそう呻き、沈黙した。
  誰が何の為に、これがまだ特定できていないこの状況は気味が悪かった。
  「Dr.ピンカートン」
  「何じゃ」
  「ハークネスの顔を整形したようだが、別のアンドロイドを同じ顔にすることは可能なのだろうか、そしてハークネスの同タイプと思わせるように喋らせることも可能なのだろうか」
  「顔については、こいつは反省せねばならんのだが、リベットの前の研究室に整形のモデリングをしたパソコンが残されている。そこのデータを見れば、やろうと思えばやれるはずじゃ。
  喋られる、そう思わせる素振り等は特に難しくはない。基本のOSの若干の修正を加えるだけ。これもやろうと思えば誰にでもできる」
  「実際に、本当に連邦の差し金ということは?」
  「ワシが作った整形を真似して? ないじゃろ。というか意味ないじゃろ」
  「うぅむ」
  「ワシも聞きたい。リベットシティの損害はDr.リーが撃たれだけか?」
  「シークレイブ、というパノンの次席の評議員がこの非常時にも何の対策も練れず失脚した、セキュリティを統括していたダンヴァー司令はハークネス似のアンドロイドに撃たれて重傷、だが
  Dr.リーに比べたら大したことはないとのことだ。他にも評議員が数名重軽傷。その隙に政争に敗れ拘束されていたパノンが自分のアンドロイド連れて逃亡した」
  「評議会はそれでどうなった?」
  「大半が重軽傷、束ねる器量の者もいない、こちらに指揮権を委譲して来たよ」
  「パノンの目的は?」
  「巻き返し、自暴自棄、色々だよ」
  「色々と雑ではあるがやっていることは大きい。連邦を匂わせたり、ワシの関与を匂わせたり、雑ではあるが……やっていることは悪質じゃな。もしもこれに意味があるのであれば」
  「意味があるのであれば?」
  「自負心だな」
  「どういう意味かな?」
  「世界に対して主張しているだけじゃ、自分はここまで出来るんだぞと。そしてその過程で他者を貶める。こんなもの、ただの餓鬼の我が儘じゃ」





  スーパーウルトラマーケット。酒場。
  ジェリコはそこで既に常連として居続けていた。そしてクローバーも。普段はマントに身を包んでいるクローバーではあるが、マントを空き椅子に丸めておいている。
  右手がない。
  右手の部分は金属製の義手。と言っても手の形はしておらず、ナイフが仕込んである。
  ボルト77のあいつが付けていたマペットを戯れに装着したら外れず、そして喋り出したため、恐怖に駆られて右手を切り落とした。
  以来クローバーの耳にはマペットの声が響いている。
  強迫観念なのか、妄想なのか、事実なのか。
  その声は言う。
  赤毛のガールを殺せと。
  それがジェリコと組み、打倒ミスティに燃えるクローバーの理由だった。
  狂っている?
  狂っているのかもしれない。

  「おい、どういうことだ」

  ストレンジャーのマチェットが現れる。
  顔は憤怒。
  ジェリコはおやおやと言って立ち上がり、酒を差し出した。
  「飲めよ」
  「酒なんていらん。どういうことだ、聞いてないぞ、NCRが東海岸入りしているなんてよ。お蔭で予定が狂った」
  「何のことかは知らんが……」
  「あの暑苦しい装備をした連中だよっ! ライオット装備だ、肌を全く露出させない暑苦しい恰好下奴らだよっ!」
  「何のことかは知らんが頼んだ依頼は果たしてもらわないとな」
  「ちっ」
  言いたいことを言ってマチェットは去って行った。
  クローバーは笑う。
  嘲りを浮かべて。
  「それってメトロの連中じゃないの?」
  「たぶんな」
  「教えてあげれば?」
  「教えない方が楽しそうだからな」
  「まあ、ね。それにしてもストレンジャーってのは役に立つの? 随分と役立たずっぽいんだけど?」
  「先遣隊だからな。使えるのは3人ぐらいってところだ。残りは補充要員だ。入れ替わりが激しい雑魚どもばかりだよ。それでも並みの連中よりは強いんだが」
  「それで、これからどうするの?」
  「見学するさ」
  そこまで言ってからジェリコは笑った。
  「適当に手を加えながらな」





  スーパーウルトラマーケット前。
  ストレンジャーの数は増えていた。西海岸から来た第2陣が到着したからだ。といってもそれは精鋭ではなく、ジェリコが酒場で行っていた補充要員が大半だった。
  これで合計が20を超えた。
  全員正規メンバーだ、面識がある。しかしいきなり増える心当たりがなかった。
  本隊とともに来るべきだった連中だ。
  「どういうことだ? 何だって数増えてんだ?」
  マチェットは誰に言うでもなく訪ねた。
  ハイウェイマンが説明する。
  「ボスに言われて先に来たんだとさ」
  「ボスに?」
  ストレンジャーのボスはボマーという男。
  まだ到着していない。
  「どういうことだ? 最初の話では、聞いてないぞ。何だって先に寄越したんだ?」
  「大佐からの依頼だってさ。とにかくキャピタルで暴れまくれってさ。大佐からの依頼って毎度毎度よく分からんよな。まあ、暴れるのは得意だけどさ、俺ら」
  「大佐か」
  お得意さんだ。
  もっとも、それが誰なのか知っているのはボマーとわずかなメンバーだ。少なくともマチェットは知らない。
  「ボマーは?」
  「NCRが追撃して来たから蹴散らしてるんだとさ」
  「NCRか」
  ベテンランレンジャー部隊が東海岸入りしている、先遣隊はそう認識していた。
  実はあれはキャピタルの地下に張り巡らされたメトロ在住の住人だったのだが、あいにく視認したガンスリンガーとマッドガッサーは西海岸の人間でそのことを知らない。
  NCR、つまりは新カルフォルニア共和国の精鋭部隊ベテランレンジャーだと思っている。
  実際、武器がロシア製という以外は全く防具で見分けがつかない。
  「ガンスリンガー、マッドガッサー、NCRの動向を探れ」
  「了解した」
  「分かった」
  2人は頷き、この場を立ち去る。
  ガンスリンガーとマッドガッサーは西海岸でも名の通った傭兵で、そう易々とNCRに負けはしないだろうという人選だった。事実、強い。
  東海岸入りした先遣隊の中でコードネームが与えられているのはマチェット、ドラッグクイーン、ガンスリンガー、マツドガッサーのみ。残りは戦闘員としての位置付けであり交代の激しい立ち位置。
  つまり使い捨ての駒。
  第2陣は全てコードネームなしの連中だ。
  もちろん、そこらのレイダー程度では相手にならないだけの強さだが。
  「よく来たな、歓迎しよう」
  「どうもマチェットさん」
  コードネームが全て。それすなわち実力者の証。ないものは名前もないのと同義だった。
  マチェットは答えた戦闘要員の名前も知らない。
  「それにしてもよく位置が分かったな、ここにいると」
  「フライ・マスターにここだと」
  ブロードフライという蠅のクリーチャーを意思1つで支配する小男のコードネームがフライ・マスター。ラッド・ローチというゴキブリを支配するローチキングとは犬猿の仲だった。
  しかしフライ・マスターの姿は見えない。
  「蠅野郎か。奴も来ているのか。なるほど、手下の蠅を使って俺たちの場所を特定したのか。で? 奴はどこだ?」
  「さあ? いなくなっちまったんで」
  「まあいい。どうせ死肉漁りだろ。さあお前ら、仕事を始めるぞっ!」
  
  






  補足。

  メールあったので一応補足。
  メトロ2033とは関係ありません。さすがにクロスオーバーしていません。
  メトロ、という言葉は別に特に意味はありません。
  語呂が良かったというか。
  ライオット装備してメトロ2033(?)っぽいのは西海岸組を混乱させるのが目的です。あと、メトロを自在に動けるという設定が必要だったのですよ、故のメトロです。
  ロシア製武器を扱っているのは武器商人ドゥコフの武器の出所だった、という流れです。

  まあ、そんな感じで。